2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「すーちゃんの恋」  益田ミリ

2012年11月10日 第1刷発行 幻冬舎 著者 1969年大阪府生まれ 漫画 主人公「すーちゃん」こと森本好子、37歳独身(彼氏いない)は、このままで人生過ぎって言ってしまうのかなぁと思っている、ちょっと日常に焦りと不安を抱いている。 そんなすーちゃんの恋物…

「生存者ゼロ」  安生正

2013年1月24日 第1刷発行 宝島社 著者 1958年京都府出身 第11回「このミステリーがすごい!」大賞作品。 受賞作名は「下弦の刻印」で加筆し題名を変更発行される。 優秀賞「或る秘密結社の話」新藤卓広(しんどうたかひろ) 「秘密結社にご用心(仮)」とし…

今週にせまってきた東京マラソン

東京マラソンEXSPOが開催したんですね。 受付が始まってゼッケンを手にしたランナーがいるんですね。 EXSPOは国内マラソン大会ではこれに匹敵する大会はどこにもありません。 過去3回(参加受付2回、ボランティア研修1回)残念ながら仕事の関係で土曜日の朝…

日曜日の東京マラソンは雪?

東京マラソンには第3回と第6回大会に走り、第5回大会はボランティアで参加しました。 走った2回は小雨混じりで寒かったけれどまあまあのコンデション。 ボランティアで参加した第5回は晴れてて絶好のマラソン日和でした。 果たして今年は、 天気予報では今…

「奥の奥の森の奥にいる。」 山田悠介

2013年1月25日第1刷発行 幻冬舎 著者 1981年東京都生まれ 2012年毎日新聞社調べで、中高生の好きな作家ぶっちぎりの1位になった。 この小説冒頭部分に映画で言えばR15的表現あり。書き下ろし作品。 長崎県太良町付近に地図にも載らない森の奥深いところ、衛…

「モンスター」 百田尚樹

2010年3月25日 第1刷印刷 幻冬舎 著者 1956年大阪府生まれ 先日読んだ本は「傾国子女」 傾国とか傾城(けいせい)とは中国から来た言葉で、国王が国を傾けてしまうほどにのめり込むの美女という意味です。 この小説の主人公は、醜い容姿で高校時代にはモンス…

山本二三展&トークショウ

山本二三(やまもと にぞう)展 2月9日(土)大垣市スイトピアセンター学習館1階アートギャラリー トークショウはコスモドームで開催。 山本二三氏の略歴 1953年(昭和28年)長崎県五島市生まれ 1969年 集団就職(懐かしい語彙ですね。今では死語)で大垣にそ…

「傾国子女」 島田雅彦

2013年1月15日第1刷発行 文藝春秋 著者 1961年東京生まれ 「傾国の美女」 漢の武帝のとき、宮中に仕えた李延年が、 「北の方に佳人あり、世に絶(すぐ)れて独り立つ 一度の顧(ながしめ)は人の城を傾け 二度の顧(ながしめ)は人の国を傾く・・・ と詠った…

「55歳からのハローライフ」

2012年12月10日 第1刷発行 幻冬舎 著者 1952年長崎県生まれ 76年「限りなく透明に近いブルー」で第75回芥川賞を受賞。 あとがきから 定年後、老後に訪れる困難さは一様でない。経済的格差を伴って多様化している。だから5人の主人公は、「悠々自適層」「中間…

「ホテルローヤル」 桜木紫乃

2013年1月10日 第1刷発行 集英社 著者 1965年北海道生まれ 2002年「雪虫」で第82回オール讀物新人賞を受賞。 初出「小説すばる」 7編の短編から構成されている。 北海道の湿原が360度見渡せる丘に建てられたラブホテル「ホテル ローヤル」に関わる人々の…

「64」 横山秀夫

2012年10月25日 第1刷発行 文藝春秋 著者 1957年東京生まれ 著書に「半落ち」「臨場」など 「64」、変なタイトルである。読む前は何を指しているのか見当もつかなかった。 ネタばらしをすると昭和64年の64なのだ。昭和64年のまさに終わろうとしたときに…