2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「明日の僕に風が吹く」乾ルカ

2019年9月30日 初版発行 発行所 KADOKAWA 著者 1970年北海道生まれ 有人は旅行した時、機上で命を救った叔父叔父にあこがれて医師を目指していたが、学校でアレルギー発作を起こした転校生を助けようと失敗してから引きこもりになってしまう。憧れの叔父は北…

「下町ロケット ヤタガラス」池井戸潤

2018年10月3日初版第1刷発行 発行所 小学館 著者 1963年岐阜県生まれ。 池井戸ワールドそのものの物語。いわゆる正義は勝つ。 打ち上げたロケットは誤差数センチというGPS、高性能を誇る。この高性能なGPSを使った無人操作の農業機械の開発を巡る戦い。中小…

マラソン札幌開催

IOCからマラソンの札幌への変更提案があった。 自分は男子マラソン国立競技場に当選しているが、基本的には賛成である。 「選手ファースト」に立場当然であろう、近年の夏の暑さは選手にとっても沿道で応援する市民にとっても過酷である。当選した権利はなく…

「蟻の菜園 アントガーデン」 柚月裕子

2014年8月15日 第1刷発行 発行所 宝島社 著者 1968年岩手県生まれ。 婚活サイトを利用した連続殺人事件。巷でこんな事件があったような。この小説では犯人の女は二人の姉妹が絡んでくる。その背景には30年前に福井で起きた児童虐待による父親殺傷事件。

「コイコワレ」 乾ルカ

2019年6月10日 初版発行 発行所 中央公論社 著者 1970年北海道生まれ。 太平洋戦争末期の日本東京に住む小学校6年生清子が疎開したところで出会ったリツ。 二人はどうしても相いれない。二人は「海」と「山」の関係。どうしても相いれない二人であったがやが…

「さよならの儀式」 宮部みゆき

2019年7月20日初版印刷 2019年7月30日初版発行 発行所 河出書房新社 著者 1960年東京都生まれ。 河出書房新社の生地から河出書房新社 今までの宮部みゆきさんのイメージからは違った作品の短編集。 河出書房新社「さよならの儀式」紹介記事から抜粋 親子の救…