マラソン札幌開催

IOCからマラソンの札幌への変更提案があった。

自分は男子マラソン国立競技場に当選しているが、基本的には賛成である。

「選手ファースト」に立場当然であろう、近年の夏の暑さは選手にとっても沿道で応援する市民にとっても過酷である。当選した権利はなくなっても多くの選手がより良い条件で競ってほしいものである。札幌でも暑い時があるという声があるが少なくとも東京よりはマシである。

 あるテレビの番組でオリンピックの東京誘致のアピールの文言の中で、東京のこの時期は温暖であるとの記載があったそうである。7月の東京の気候は決して温暖といえる気候ではない。64年のオリンピックは10月の開催である。7月の開催時期は欧米の都合ということらしいが4年に1度の開催は開催国の一番気候の良い時期に合わすことができないものか。

 東京オリンピックといえども今回決して東京都の(23区)内だけではない。もはや日本オリンピックといっても差し支えない。多くの国費も支出するわけであるし、サッカー、ラクビーのWCよろしく国内全域で開催すればよい。異議を唱える人は少ないはず。かえって満杯でこの時期高額に値上げした都内宿泊施設の確保に四苦八苦せずにすむ。インバウンドの人のみならず国民の宿泊難民も防ぐことができる。