『襲名犯』 竹吉優輔

2013年8月5日 第1刷発行
発行所 講談社

著者 1980年イバラギ県生まれ


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本書は第59回江戸川乱歩賞受賞作品。
江戸川乱歩賞選考委員
 石田衣良京極夏彦桐野夏生(第39回同賞受賞)、今野敏東野圭吾(第31回同賞受賞)の5人の作家。

 同賞受賞者には「下町ロケット」で直木賞を受賞した今旬の作家池井戸潤氏が「果つる底なき」で第44回に受賞している。





 <選評から>
 今回の選考にあたり選考委員各氏はかなり手厳しい選評をしている。最近の作家は、ミステリーを志す作家が減少しており、力があってセンスのいい新人は、みなライトノベルに流れてしまうと憂いている。最終選考に残った唯一の三十代作家であったとのこと。
 東野圭吾氏は今回の選考が最後で降りるとのこと。

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物語の内容

 死刑になった連続殺人魔を神格化する人間が模倣犯をおこなう物語。