「誰もいない」 小手鞠るい

2012年10月10日 第1刷発行
発行所 幻冬舎

著者 1956年岡山県生まれ



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二つの恋の物語。東京から1時間半かかる地方都市に合併した小さな図書館に勤務しているミズキ。ミズキの恋人は明典。明典との関係はミズキが読んでいる小説中の杏とミッキーの恋の流れに何故かミズキの恋はリンクしている。二つの恋の話を10篇交互に繋げながら展開されていく。
 小手鞠るいさんらしい恋愛小説である。400ページの長編小説であるが一気に読めてしまう。