2012-08-09 「迷宮」 中村文則 読み物 #読書 2012年6月30日 新潮社 著者 1977年愛知県生まれ 2005年「土の中の子供」で芥川賞、2010年「掏模」で大江健三郎賞。 初出 「新潮」2012年1月号 この小説は著者の11冊目の本になる。 密室状態の家で両親と兄が殺され、小学生だった少女だけが生き残った。 母親の遺体には色とりどりの折鶴がちりばめられていた。 大人になった少女と知り合うことに・・・ 気になっていた、あの猟奇事件。 事件の真実は明らかになってくるが、・・・ 中村文則作家デビュー10年目の渾身の長編作。