「迷宮」 中村文則

2012年6月30日
新潮社
著者 1977年愛知県生まれ
 2005年「土の中の子供」で芥川賞、2010年「掏模」で大江健三郎賞
初出 「新潮」2012年1月号
この小説は著者の11冊目の本になる。







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 密室状態の家で両親と兄が殺され、小学生だった少女だけが生き残った。
 母親の遺体には色とりどりの折鶴がちりばめられていた。
 大人になった少女と知り合うことに・・・
 気になっていた、あの猟奇事件。
 事件の真実は明らかになってくるが、・・・
 中村文則作家デビュー10年目の渾身の長編作。