「夢より短い旅の果て」柴田よしき

平成24年6月30日 初版発行
角川書店

イメージ 1




鉄道ロマンミステリー。
四十九院香澄(つるしいんかすみ)は歳が少ししか違わない伯父が初恋の相手、だが伯父は大学の旅鉄道研究会で旅に出たまま7年も行方不明になっている。
 香澄は伯父の行方が知りたくて旅鉄道研究会に入部する。そしてどんどん鉄道旅にはまっていく。

あとがきで著者の柴田は自身のことを「鉄子」だと言っている。この物語は鉄子ならではの構成になっていて面白く読めました。何とか鉄道殺人事件という小説とはちょっと趣が違う小説です。