2012-07-27 「夢より短い旅の果て」柴田よしき 読み物 #読書 平成24年6月30日 初版発行 角川書店 鉄道ロマンミステリー。 四十九院香澄(つるしいんかすみ)は歳が少ししか違わない伯父が初恋の相手、だが伯父は大学の旅鉄道研究会で旅に出たまま7年も行方不明になっている。 香澄は伯父の行方が知りたくて旅鉄道研究会に入部する。そしてどんどん鉄道旅にはまっていく。 あとがきで著者の柴田は自身のことを「鉄子」だと言っている。この物語は鉄子ならではの構成になっていて面白く読めました。何とか鉄道殺人事件という小説とはちょっと趣が違う小説です。