「眠り姫とバンパイヤ」 我孫子武丸

2011年3月16日第1刷発行
発行所 講談社
著者 我孫子武丸 1962年兵庫県生まれ



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小学5年生の相原優希はすぐに居眠りをしてしまうので
パパから「眠り姫」と呼ばれていた。しかし、
大好きなパパは3年前に交通事故で亡くなってしまう。

最近、優希のところにパパが会いに来るのだ。パパとの連絡は
最近ママに購入してもらった携帯でのメール。
パパがやってくるのは夜。
優希の通っている学校から最近不審者が出没していると
連絡が入った。子どもたちの間ではドラキュラが出たという子も
そんな時、首に抱きつかれたのの被害も出た。

優希はバンパイヤがパパではないかと心配でたまらない。

家庭教師の荻野歩実は優希が死んだパパに会いたいばかりの妄想か
それとも、誰かがパパになり済ましてやってくるのか気になっている。

優希に会いにきているのは妄想か現実なら誰なのか。
最後にどんでん返しが行われる。

一気に読んでしまいました。