台風に翻弄された屋久島宮之浦岳

今回の登山は台風に翻弄された登山でした。
当初計画は10月1日にセントレアを午前中に鹿児島空港へ、さらに鹿児島から屋久島空港に飛んで安房からタクシーで淀川登山口から登山開始、花之江河経由石塚小屋まで行く。2日目の10月2日は石塚小屋から宮之浦岳、新高塚小屋で宿泊。3日目の10月3日は荒川登山口に下山し安房港から高速船で鹿児島本港へ、この日は鹿児島市内で宿泊し翌日4日目4日(予備日)は市内見学後、鹿児島空港へバスで行って夕方の便でセントレアへ戻ってくる予定でした。

 しかししかし台風24号の影響で鹿児島への便が休航と9月30日決定される。便を変更しようとするが全く案内に電話が混雑して通じない。では空港に直接行って変更しに行こうと午前11時に出発12時ちょっと過ぎに空港に到着するもジェットスターのカウンターは閉鎖されて誰も係員がいない。自動カウンターも動かない。あきらめかけたが鹿児島から屋久島に飛ぶJACの変更の為JALのカウンターに行ってみると、JALの職員はジェットスターと連絡を取ってくれて翌2日の午後便に変更ができた。ジェットスターの職員が変更した分とJALに渡すジェットスターの休航証明書を持ってきてくれた。それをJALに渡してJACの便も2日の連絡便に変更できた。


 セントレアも海に浮かぶ空港島午後3時には連絡道も閉鎖されるという鉄道も午後1時半で運休するという。セントレアを午後1時に離れた。





 出発が1日ずれたので4日の鹿児島~セントレア便の変更をしようとしたら休航にならない限りできないと言われてしまった。仕方がなく1日短縮の計画で当初予備日としていた鹿児島宿泊は無しの計画にすることにした。

 しかししかしです。台風25号が怪しい影を見せだした。10月2日午後便で鹿児島空港経由で屋久島空港へ。空港からバスで安房に夕方到着。1日目は安房で宿泊。2日目は安房を5時にタクシーで出発淀川登山口から午前6時7分に登山開始する。
 安房の宿の主人や観光協会、タクシーの運転手さんによると、10月4日午前が鹿児島に渡れるか微妙な天候だという。セントレアの飛行機に乗るには4日に鹿児島に渡らなければならない。

 我々の計画は今日(2日目10月3日)は新高塚小屋まで行って宿泊、早朝午前4時に小屋を出発荒川登山口まで下りてそこからタクシーで安房港.安房港から高速船で鹿児島にわたるという目論見でいた。

 が、しかししかし環境庁のレンジャーが楠川分岐から荒川登山口までの登山道と登山口までの道路の復旧ができないらしいとのこと、急いで作業をしているので宮之浦山頂は携帯が通じるので山頂から状況を確認して判断するようにというアドバイスをいただいた。


 山頂から状況を聞いたら復旧は無理だということ、この状況で雨が塗り続くと白谷への道も水量が増して渡渉できなくなる。毎年数人がなくなっているとのことで登山口へ戻った方が良いと勧められた。
 やむなく結果的にピストン登山。ただし宿泊の準備食料も多く持参しているのでスピードも上がらない。日没がきたので淀川小屋で泊まって夜明けを待って下山することに。

 3日目(4日)午前6時に下山開始登山口に途中呼んでおいたタクシーを待ってから安房港に向かう。午後1時半の高速船に乗ろうとしたが安房港から今日は海がしけて船は出航できないとのこと、宮之浦からは現在のところ出ているからと宮之浦港にこのままタクシーで向かった。

 結果的に宮之浦港から午前10時45分の高速船に乗ることができた。乗船客の7割は外国人で何とかの連休らしく中国人が圧倒的に多い。船は定刻に出発したが高速船は高い波で船体を持ち上げられない。何度かチャレンジしたのちやっと船体を持ち上げ航行しだすも高い波で強い衝撃を受ける。船酔いする人も何人かいる。この便の後は運航中止になってしまったらしい。

 このように台風に翻弄された宮之浦登山であった。なお登山道は数か所崩れていてやむなく登山道でない道を藪こぎして迂回することもあった。たぶん簡単には復旧できないので淀川登山口を利用する方はしばらくは難儀な場所があることを承知していってください。


 飛行機のチケットについて反省点

 今回飛行機のチケットはスカイチケットから購入しましたが、できることなら飛行会社から直接購入した方が飛行便の変更がスムーズだということがわかった。
 スカイチケットで購入しても変更は直接ジェットスターへの案内電話で行えとの指示、打が繋がらない。そりゃそうだジェットスター電話対応は1本しかないから繋がりにくいですよ(JALのカウンターのお姉さんの話)とのことです。ジェットスター直接購入ですとホームページの方からネット変更が可能。


 JALのお姉さんジェットスターの変更に尽力してくれた陰には当該便はJALジェットスターの共同運航便ということもあったかも。

 雨の中の登山ということで写真をなかなか撮れませんでした。防水カメラが欲しくなりました。


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