「2018伝説夜叉ヶ池マラニック」試走会

先日7月1日(日)及び一昨日の6月30日(土)の二日間、今月末の土日に開催される「2018伝説夜叉が岳マラニック」の試走会が開山日に合わせて行いました。1日目はスタート地点の安八郡神戸町役場から揖斐郡坂内町坂本まで、二日目は坂内の道の駅から夜叉ヶ池往復と若干二日目の距離が短縮した形で行った。


イメージ 1



 公募した試走に参加者は名古屋市や近隣に住む本番に参加する選手が多く集まった。私は今回、2日目からスタッフとして参加した。午前3時前に自宅を出る時テレビのテロップが流れた。揖斐川町谷汲地区に記録的短時間大雨情報が。自宅を出るも雨なんか降っていない。然し、揖斐郡に架かる三町大橋辺りから降雨が始まり揖斐川町久瀬の揖斐川町久瀬振興事務所辺りは、前が見えないくらいの豪雨で国道も冠水していた。山が抜けないかという恐怖で運転しながら坂内道の駅に着くと全く雨も上がり平穏な状態。ランナーもスタートし夜叉ヶ池山頂を目指す。スタッフは当日の運営の確認もしながらランナーのサポートとして特設エイドをランナーの動きに合わせ設置する。心配した山岳部の道路状況も問題なく通過し、いよいよ登山口に登山口のエイドでランナーは水の補給とエネルギーの補給を行い出発していった。スタッフも山頂部分、中間点における連絡の確保確認ということでランナーとともにトランシーバーをもって走り、通信状況を確認した。通信も問題なく例年と同様地点での無線配備の確認を行った。
 登山道は渡渉部分には新しい橋も架け替えられていた。またコースの難所である夜叉壁の岩場にも新しいロープ、鎖が架け替えられ登山者の安全確保がなされていた。さて夜叉ヶ池周辺の状況はちょうど笹ゆりやニッコウキスゲが咲き誇っていた。池の木々にはモリアオガエルが散乱した泡に守られた卵が無数にぶら下がっていた。

 ランナーもスタッフも山から駆け下りて栄養補給と飲料の補充をしているころには登山道入口に我々の前になにわナンバー神戸ナンバー横浜ナンバーが3台置いてあっただけであったが、すでに駐車場には多数の車が止めてあった。我々が下山時には一般登山者ともすれ違ったのだが、当たり前に挨拶が返ってくる人もいたが、中には登山道で見かけるランナーに戸惑う登山者もいた。

 午後0時過ぎで坂内道の駅で試走会の解散式を行い記念写真を撮った。我々の試走会には参加しなかったが別の10人ぐらいの大会参加されるグループも同じコースで試走練習を行っていた。また、二人組のランナーも頂上目指して走っていた。いびがわマラソンと夜叉ヶ池マラニックの練習を兼ねて揖斐の道を週末には多く見かける季節になりました。
 全長135㎞二日間にわたる真夏のマラソン&ピクニックですがコースは一部工事により変更部分がありますが全コース美しいコースであり、夜叉姫伝説のコースをたどったルートです。環境保全のため参加者数を当局から制限されているため限った人しか参加できませんが来年以降参加希望される方は特定営利法人夜叉ヶ池の会ホームページをご覧ください。当日の運営には多数の地元の人たちが携わっていただけます。



イメージ 2




山頂「夜叉ヶ池にて」
イメージ 3




坂内道の駅にて
イメージ 4