「きっと嫌われてしまうのに」 松久淳+田中渉

2017年9月24日第1刷発行
発行所 双葉社
著者 コンビ作家として活動。おもな著作に、映画化もされた「天国の本屋」シリーズなど。本作は15作目にあたる。

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 高校生の純愛から物語は始まる。高校生らしい爽やかな恋愛でこれで終わるのかなと思うと突然に女子が去っていく。男子はそれでも女子をいつまでも思う。男子は大人になっても女子を守ろうとする。
 女子は近親相姦で悩みそして神戸震災にあい亡くなってしまう。去ってすぐに生まれた女子の子もまた父親からの被害にあおうとしたが、男子は父親から守ろうとする。