総選挙愛知7区

先の総選挙で愛知7区が稀に見る激戦であった。そのせいか結果に対し開票に不正があったのではないか、異常に疑問票が多いというクレームが選管にあったということが報道された。

 まず、さほど多い疑問票数ではなかった。
 開票は公職選挙法に基づき、それぞれの立候補者が届け出る開票立会人(りっかいにん)が立ち会う。当然立会人は開票状況をつぶさに監視するとともに票数の確定するには立会人が署名押印する。疑問票(もちろん有効票も)は閲覧できるし極端な場合疑問票の一枚一枚確認することもできる。
 立会人が疑問に思った票は開票管理者に申し出て再度審査に付し疑問票か候補者の確定票か決定する。そういった厳格な開票制度では、ある候補の票を他の候補の票にカウントすることは通常はありえない。またある候補の有効票が無効票に紛れることもあり得ない。