至仏山(2,228m)

7月17日 晴れ時々曇り一時小雨
 
 6:40山ノ鼻(尾瀬ロッジ)~9:40至仏山10:40~小至仏山~12:45鳩待峠

 7月上旬の至仏山高山植物が咲き誇る山、今日は非常に楽しみだ。

この山は非常に滑りやすい蛇紋岩で構成されている。だからか尾瀬側から登り鳩待峠に下るように勧めている。登ってその意味がわかった、逆コースはリスクが高い。非常に少数であったが鳩待峠から登っている登山者がいたが至仏山までピストンする人たちだろうなのか。至仏山からの下山者には会わなかった。早朝まで降っていた雨で登山道は濡れていて岩の上は滑るのではないかという疑心暗鬼、実際何度か滑った。

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しばらく登って振り返ると尾瀬ヶ原を望むことのできる高度にまで来ました。
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小さいですが雪渓が出てきます。わずかですがトラバースします。
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やっと頂上(2,228m)に着きました。昨夜の大雨で登山道は濡れていますし、おまけに滑りやすい蛇紋岩結構疲れますよ、石灰岩花崗岩の山に比べると。そのせいかこの山は木の階段が圧倒的な部分を占めています。
木の階段に遭遇すると苦手意識が出てくる私ですが至仏山の木道、木の階段はオアシスになった気がしました。
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三角点は誰も気にしてくれません。
頂上は約1時間ほど滞在しましたが、人は入れ替わりますが常に30~40人はこの日は登山者で賑わいました。結構広い頂上広場です。

ここでは、あったかいコーヒーを淹れてコーヒーブレイクしました。
外人さんが一人寂しくおにぎりを食べていたので話したら、人待ちで同行者を待っているとのことで、
我々が到着する前から居られたのでもうゆうに1時間以上は待っているみたい。
結局下山は我々と同じになりました。
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タカネシオガマ
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ホソバヒナウスユキソウ(キク科)
群馬県谷川岳周辺と尾瀬至仏山の蛇紋岩地帯だけに特産する貴重な花
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ハクサンシャクナゲはハイマツと仲良く群生しています。
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至仏山頂上(2,162m)は、非常に狭いので写真のみですぐに移動
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悪沢岳の分岐まではお花に見とれる下山道。
分岐のテラスで、一休みする。
先に休んでいたおじさんが、ここはほたかや笠が見えるよ。そらそこに・・・・

???何で穂高と笠が群馬から望めるの????、ここから北アルプスそんなに近くだっけ
山梨県だったら望めるけど・・も
おじさんが指した穂高は見たこともないシルエット、笠も痩せ過ぎ
おじさんに100名山の穂高(3032.7m)と笠(2828m )ですかと聞く。するとおじさんそうだよという。

理由がわかりました。穂高は武尊。
確かに武尊は100名山、笠ヶ岳も地図にありました、2057.4mの立派な山です。
人によって「ほたか」、「かさ」の思い描く山が違うということが感じました。









鳩待峠に戻ってきました。まずしたことは冷たい生ビールで乾杯。
そして昼の残りのおにぎりを食べました。
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登頂グラフから見ても明らかなように、双耳峰で登りは急登。下りはなだらか。
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