「犬の報酬」 堂場瞬一

2017年3月25日初版発行
発行所 中央公論社
著者 1963年、いばらぎ県生まれ。

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大手自動車メーカーのタチ自動車は自動運転技術の開発にとりくんでいた。千葉県の特区で実証実験を実施していたところ事故を起こしてしまう。会社は事故を公表せずに隠ぺいしてしまう。しかし、この事故に関する報道が東日新聞社によりスクープされることになる。タチ自動車内ではリークした犯人捜しのプロジェクトチームが立ち上がる。このことが結果的にタチ自動車の運命を左右することになるのだが、実は自動運転技術の開発への思惑には官僚の影があった。