「紙のピアノ」 新藤冬樹

2017年2月25日第1刷発行
発行所 双葉社
著者 1966年大阪府生まれ。

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 白石ほのかは20年前の6歳の時二ノ宮と出会う。父親を交通事故で無くし母子家庭のほのかは公園でピアノ教室から聞こえてくるピアノの音が大好きであった。ほのかは二ノ宮の勧めでピアノを習うことになるのだが家でピアノを練習できないほのかに渡されたのがスケッチブックに書かれたピアノの絵。ほのかはそれで練習しやがて推薦で芸術大学のピアノ科に入学する。
 大学やコンクールでライバルたちと出会う。ほのかは二ノ宮との約束ショパンコンクールに出たい。しかし出るにはコンクールで勝ち抜かなければならない。