「ヒポクラテスの憂鬱」 中山七里

平成28年9月20日 初版第1刷発行
発行所 祥伝社
著者 1961年岐阜県生まれ。09年「さよならドッビシー」で「このミステリーがすごい」大賞を受賞。
 

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 投資、事故死、病死・・・、何の事件性の問題がないとして処理された遺体からスーパー法医学教授と若き女性研修医が司法解剖により導き出す真実、死者の声なき声を聞く迫真の医療ミステリー小説。司法解剖の状況は非常にリアルであり、著者の作品はどれも物語の中に引き込まれていく、この作品もそうであった。
 この作品は10からWOWOWにてスーパー教授に柴田恭兵、女性研修医に北川景子で映像化されている。残念ながら契約していないので見ることができない。いつか地上波で再放送をしてほしい。