「危険なビーナス」 東野圭吾

2016年8月26日　第1刷発行
発行所　講談社
著者　1958年大阪府生まれ。06年「容疑者Xの献身」で第134回直木賞を受賞。その他多数の賞を受賞・。多数のベストセラーを著作。人気の推理作家。

　手島伯郎は母の再婚相手(養子縁組していないので義父ではない）の病死前にあたり、遺産相続問題が生じてシアトルから帰ってくるはずの弟が帰国してすぐに行方不明になってしまう。そこに現れたのが魅力的な弟の妻。母と再婚相手の結婚、亡くなった実父死ぬ間際に描いた幾何学的芸術作品、再婚後十数年後に事故死で亡くなった母の死の謎など伯郎は魅力的な弟の妻楓の協力で真相を追求していく。真相が白日の下になったとき美しい弟の妻のことも明らかになった。