「コンビニ人間」村田紗耶香

2016年7月30日 第1刷発行
発行所 文藝春秋
著者 1979年千葉県生まれ。

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 大学在学中からコンビニのアルバイトを始めて18年目の36歳の女性が主人公。この女性は保育園時代に公園で死んでいた青い鳥を母親に見せ、母親は子供がかわいそうだから葬ってやろうねというと思ったら、焼いて食べようといったことに唖然とさせた。本人は日ごろ食べている焼き鳥と変わらないにと思っていた。
小学校時代は男の子同士のけんかを見て静かにさせようとしてスコップで男の子の頭を殴ってしまう。という奇人ぶりを発揮している。いわゆる発達障害のある女性である。
 この女性はコンビニの生活そのものが心よよりどころである。