「向田理髪店」奥田英朗

2016年4月20日 初版第1刷発行
発行所 光文社
著者 1959年岐阜県生まれ。04年「空中ブランコ」で第131回直木賞、07年「家日和」で柴田錬三郎賞、09年「オリンピックの身代金」で吉川栄治文学賞を受賞。


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 札幌に就職していた息子が1年で人口減少が著しく、危機的財政状況の北海道の炭鉱の町に帰ってきたが親は複雑な心境。息子は理髪店を継ぐというが将来展望も望めるような状況ではない。向田理髪店がある過疎の町に起きる様々な事件を物語にした。

 奥田氏の作品は今まで裏切られたことがないが、この作品は自分的にはあまり好きではない。