「虚ろな十字架」  東野圭吾

2014年5月25日 初版第1刷発行
発行所 光文社
著者 1958年大阪府生まれ。2006年「容疑者Xの献身」で第134回直木賞受賞。
他に、江戸川乱歩賞、日本推理協会賞、本格ミステリ大賞、新風賞、中央公論文芸賞柴田錬三郎賞吉川英治文学賞と多数受賞作あり。

イメージ 1



 著者の作品を読んでこれは失敗したなと(好みでないという意味)思った作品はなかった。この作品も、従前の例の通りであった。

 殺人の罪の報いとして死刑があるべきなのか否か。懲役刑に服して罪を償うのと、罪を意識して生きる限り償いの生活を過ごす償い。そんなテーマを掲げた作品です。