「教場」 長岡弘樹

2013年6月24日 初版第1刷発行
発行所 小学館

著者 1969年山形県生まれ。

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この小説を借りたとき図書館職員の方は、「え、まだ読んでいなかったのですか」との一声
実はこの本が出版されたころ、警察小説に飽きていたころなんでした。
ここにきて、また読みたくなった時この小説に出会いました。

 「教場」は警察学校を小説の舞台としており、この設定は初めて読む小説です。新採用警察官が新採用後警察学校で警察官に必要な法規、技術を学ぶ過程で、篩にかけられ脱落していく。この小説を今時の若者が読むと、ますます警察官のなり手が減少しないかとちよっと心配になりました。小説的には大変面白い作品です。