「王になろうとした男」 伊東潤

2013年7月30日 第1刷発行
発行所 (株)文藝春秋
著者 1960年神奈川県生まれ


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 織田信長を中心に据えて信長たちの家臣たちがそれぞれ天下、いわゆる王を目指して生き様を描いた。家臣たちそれぞれの視点で描いているのが興味深い。
 用心深い信長が何故にわずかな手勢で本能寺に滞在したのか、何故あのような謀反が引き起こされたのが、謀反に秀吉が関わっていたというような視点で描いていて、そうゆう方向でのこの物語は大変興味深く面白く読ませてもらった。