初出
別冊文藝春秋
290号、292号、294号、396号、298号、300号、302号、304号
きんいろきかいと読む、こんじきではない。
ほぼ江戸時代(1547年~1747年)に
スター・ウォーズの人間ロボット
C-3PO(著者いわく)に似た金色に輝くロボットが月よりの使者的に現れ人間界の中で活躍する。
江戸時代に知能と感情を持ち、運動能力は人間に比べようもない力のロボット(機械)が現れたのだから無敵である。人間の強力なサポート役、時には神と崇められる。
この物語は、ホラー小説ではない。444ページの長編小説ではあるが、それを感じさせることもなく一気に読める。ひょっとして、この小説違う賞が取れるのではないかと思わさせられる、大変いい作品である。
是非読むことをお薦めします。