「ボトルネック」  米澤穂信

2008年8月30日発行
新潮社
この作品は書き下ろし。

著者
 1978年岐阜県(飛騨)生まれ

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 嵯峨野リョウは2年前恋人が死んだ事故現場の東尋坊に弔うためきたが、そのとき強いめまいに襲われ崖下に落ちてしまう・・・・・が、気が付くと金沢市内の公園にいた。そこは恋人と会った思い出の場所であった。家に帰ったら知らない女がここの家のものだという。話をすり合わせるとうまれてくる前に死んだはずの姉。
 知らないうちに自分が存在しない別の世界に来てしまった。リョウは自分の存在に悩むことになる。