「聖なる怪物たち」 河原れん

2011年5月10日 第1刷発行
発行所 幻冬舎
著者 河原れん
 1980年東京都生まれ
本書は書き下ろし


イメージ 1












病院医学現場ミステリー

経営難に苦しむ総合病院に、ある夜「飛び込み出産」の妊婦がやってきた。
当直医は外科の司馬健吾。
妊婦は逆子で、帝王切開が必要。
司馬は研修医時代に経験しただけで自信がないが
施術しなければならない状況に。しかし、妊婦は亡くなってしまう。
健吾は、医療ミスしたのか悩んでしまう。


飛び込み出産には陰謀が隠されていた。
代理出産」と言う

信頼できる主任看護師は実は代理出産の依頼主の姉だった。
司馬と同棲している看護師は不明の多額の金額を受領していた事実が判明

司馬は医療ミスとして病院を追い出されてしまう。
妊婦の死はRHマイナスの血液で、実は主任看護師のミスだった。

代理出産として生まれた子を手に入れたと思った両親だったが
DNA検査の結果、両親とも関係がないと判断結果が出た。


だましていたのは誰なのか?
だまされているのは誰なのか?
この子供は誰のものか?


この作品新年にテレビドラマ化されるらしい。
ドラマ紹介