「やなりいなり」 畠中 恵

2011年7月30日 初版発行
新潮社

初出
こいしくて   小説新潮 2011年2月号
やなりいなり  小説新潮    3月号
からかみなり          4月号
長崎屋のたまご         5月号
あましょう           6月号


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畠中 恵の小説はやっぱり「しゃばけ」シリーズですね。
薬種問屋の病弱な若だんな一太郎と手代の佐吉と仁吉。
長崎屋に住む数多の妖、鳴家達が繰り広げる
このシリーズは畠中の代表シリーズ。
氏は「脱、しゃなり」を試みているが
江戸時代を描いたこの作品のシリーズを超えてはいない。
でも、これでいいんだと思う。
もっともっと「しゃばけ」を極めて欲しい。
喜んでこれからも、読ませて欲しい。
畠中ワールドにはまっているから・。