この映画のストーリー展開が後に「グランドホテル形式」として
広く使用されるきっかけとなった当時斬新な形式で物語は進行しています。
出演者は当時のスターが勢ぞろいで、人気が凋落してきた
バレリーナ、ホテル泥棒、経営が芳しくない会社経営者、死を宣告された病人などがベルリンで一番のホテル「グランドホテル」で絡み合う物語です。
今や斬新なモノクロ映画、ストーリー展開も満足な作品です。
同一時間及び同一の場所に集まった複数の人物の行動などを同時進行的に一度に描く作品手法。
群集劇、群像劇、アンサンブル・プレイとも言う。
今回この映画を観るきっかけとなったのは、
東野圭吾の最新作『マスカレート・ホテル』を解説
した「
小説すばる」10月号
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