「古道具屋皆塵堂」 輪渡颯介

2011年2月23日第1刷初版発行
著者 わたりそうすけ 1972年東京生まれ
発行所 講談社

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家業の古道具屋は弟が継ぐはずであったが
急逝したため長男の太一郎が呼び寄せられた。
太一郎は長男でありながら不遇な態様をされてきた
それは・・・・・


太一郎は家業を継ぐ準備として修行に出されることとなった。
修業先は同業者の皆塵堂。主人の名は伊平次。伊平次は仕事をさぼっては釣りに行ってしまう。
たまに仕事をすると、いわくつきの物を仕入れてくる。
物語はこのいわくつきの仕入れたものに憑いた
妖怪の話
の短編集。

畠中「しゃばけシリーズ」とは違った展開の面白さがある。