教室の亡霊 内田康夫

「教室の亡霊」
内田康夫
2010年2月10日初版発行
中央公論新社



警視庁刑事局長の弟で旅雑誌のライター、名探偵浅見光彦が教員採用不正疑惑がらみの
殺人事件を解決する物語。一気に読めてしまう痛快ミステリー小説。



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著者内田康夫氏によると「モンスターペアレント」をモチーフにした小説を書いてみようと
していたときに、大分県で発覚した教員採用汚職事件が起きたことにより
小説の軸足と切り口を教員不正採用の世界に向かいましたとしている。
 実際この小説を読んでいると、何処にもありそうな、そして起こりそうな事件と思ってしまうのは
私だけではないと思います。きっと、教員関係者が読みと痛い本でしょうか。