「ブラックローズ」 新堂冬樹

ブラックローズ
新堂冬樹
 金融会社を経て、現在は芸能プロダクション「新堂プロ」を営む。

出版社 幻冬舎
2009年12月25日 第1刷発行

この作品は「ポンツーん」2009年1月号から12月号に掲載されたものを加筆修正したもの。


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 テレビ製作会社のプロデューサー・唯は父親を自殺に追い込んだサクラテレビのドラマの帝王・仁科に復讐するために高視聴率ドラマを制作しようと企てるという内容。
 高視聴率を得るために大ベストセイラー小説をドラマ化しようとする。原作者に対する懐柔策、売れっ子スターに対する出演交渉、番組宣伝など、きっとあり得るかもと思ってしまう。
 新堂作品はいつもながら「読んで爽やかさがない。」業界の裏を暴露という作品のイメージが強い。
ここが、の新堂ワールドなのである。解ってて定期的に読んでしまう。