「空中ブランコ」奥田英朗

空中ブランコ
著者 奥田英朗 1959年岐阜県生まれ
この作品で第131回直木賞を受賞

発行日 2004年4月25日初版発行
発行所 文芸春秋


空中ブランコほか4編で構成
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空中ブランコ(初出「オール読物」2003年1月号)
ハリネズミ(初出「オール読物」2003年7月号)
義父のズラ(初出「オール読物」2003年10月号)
ホットコーナー(初出「オール読物」2003年4月号)
女流作家(初出「オール読物」2004年1月号)


どの編にも共通なのが主人公 伊良部総合病院神経科医師 伊良部一郎と看護師マユミ。
飛べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、突端恐怖症になったヤクザ、強迫神経症になった渋谷学院大学付属病院神経科医師、うまく投げられなくなってしまったプロ野球ベテラン三塁手心因性嘔吐症になって作品が書けない女流作家たちなど悩める患者が伊良部総合病院神経科医師伊良部一郎のところに訪れる。
 伊良部一郎はそれらの患者たちの病状を思いもかけない方法で対処し完治させる。

この作品はテレビドラマ、舞台、テレビアニメ化された。(実はどれも見たことがない。)

精神科医師伊良部一郎第2弾作品。
第1弾は「イン・ザ・プール
第3弾は「町長選挙