ヒッコリーと聞いて貴方は、何のことかご存知ですか?

ヒッコリーと聞いて知っている貴方は相当のベテランです。

答は、スキーの板に使われた木材の名前です。たぶん(想像ですが)レルヒ大佐が日本(新潟)に初めてスキーを紹介したときに使用していたのはヒッコリーでしょう。

ついでに、ストックは竹製ですね。昭和43年、44年まではまだスキーショップに置いてありました。
靴はそのころは皮製で紐で結んでいました。新しい物で一部に皮製靴のバックル付が出てきました。すぐにケミカル製、プラッスチック製と技術革新の著しい時期でした。その後基本的には現在と同じプラスチックの靴になりましたが一時リアエントリーとか靴の後ろが開く靴も出てきましたが、現在のフロントバックルに落ち着いていますね。

スキーはもともと日本陸軍が導入したものですが、登山のマテリアルとして使われてきたので各地歴史あるスキー協会は山岳協会から独立したところが多いと思っています。

スキー靴は皮製だったと前記しましたが、実はスキー靴と登山靴は同じなのです。ビンデイングはワイヤー製で登山靴を留めていたわけです。スキー板では国産で青森(ブルーモ-リス?)とかカザマというメーカーがありました。