「屍人荘の殺人」 今村昌弘

2017年10月13日初版
発行所 東京創元社



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 大学の映画研究会が毎年OBの関係するペンションで夏合宿をしていた。今年は前年にOBによる不適切な行いがあり参加者が予定人数に達せづにミステリー研究の三人が飛び入り参加することになった。
 夜のバーべキュウパーティーも終了し肝試しを行うことになった。男女二人がペアになって時間差で出発したのだがそこで事件になった。先に出発したものが何者かに襲われ逃げ帰ってきたのだ。全員ペンションに戻り閉じこもるのだが、ゾンビにペンションに閉じ込められてしまう。
 
 密閉された中で合宿参加者がひとり一人順にこれされていくという事件が起こる。誰が犯人なのか全員が疑心暗鬼に襲われる。ミステリー研究の二人は起る事件を解決しようとするが、もうゾンビが迫ってきてペンション内部にも侵入してきた。ゾンビに全員食われてしまう危機が目の前まで迫ってきた。