大雪警報でのタイヤチェーン装着には疑問

大雪警報じにはタイヤチェーンが必要になる。
非常にショックなニュースである。
大昔、スノータイヤの時代にスノータイヤにチェーンを付けていたが
その後スノータイヤにスパイクを打ち付けたスパイクタイヤが出てきたのでしばらくはチェーンを持っていたが車のタイやサイズが合わなくなってから車の購入と合わせて購入していたチェーンも購入することがなくなった、。いつの間にか自動車販売店のオプション品からもなくなってしまった。その時代ははしご型タイヤチェーン一本付けるのに5分もかからずに装着することができたが、今からつけるとなるとどのくらいの時間がかかるのであろうか。慣れていない人がチェーンの装着を押し付けられると心配である。

 スパイクタイヤは無敵であったが粉塵公害とかで徐々に禁止になり、当初は制動距離やアイスバーンで効くか性能に不安であったスタッドレスタイヤも今はスパイクタイヤをしのぐまでなった。スタッドレスタイヤになってから大雪警報が出ている中で高速道路上には数十センチ以上の積雪で、又まだ踏まれていない状態での高速道路でもスタッドレスタイヤであれば充分に運航できる。当たり前に降り続く雪の中スキーに向かうことができる。こんな状況の中でタイヤチェーンの装着は必要なのであろうか疑問である。

 タイヤチェーンの強制装着でなく本当にやらなければならないのは大雪警報ではなく積雪時にスタッドレスタイヤ非装着の車を道路から排除することではないだろうか。
 大雪警報は地域によって発令条件が違う。2~5センチぐらいの積雪で警報が出るところもあるし20センチ、30センチ以上で出る地域もある大雪警報でタイヤチェーン装着必至となればわずか5センチで警報が出る地域にスタッドレスタイヤを装着した車でもタイヤチェーンを装着しなければなくなることになる。スタッドレスタイヤをはいていれば必要十分なのにである。


 大雪警報での規制ではなく本来少しの積雪時でも冬装備していない車(スタッドレスタイヤ装着車、夏タイヤにチェーン装着車以外の車)を運転してはならないということではなかろうか。飲酒時は運転しない。ということと同様危険な運転状況になるときは絶対運転しないということではないか。