津屋谷から養老三山そして養老公園へ

養老山に登ろう久しぶりに、しかし通常の養老公園からのピストン登山では飽き足らない。
12月には多度から養老公園までの養老山脈トレイルランレースが開催されるがその一部をトレッキングしようと考えた。春には石津御嶽から多度までトレッキングしたので今回は養老公園を目指す登山口からといろいろ検討した。以前庭田山頂公園から養老公園までトレッキングしたことはあるが、日の短くなったこの時期ちょっと厳しい。おりしもこの日午後3時まで養老公園では肉の街養老のイベント肉フェスタが行われている。下山してから飛騨牛を食べたいので間に合うコース計画が必要だ。
 
 山と渓谷社の分県登山ガイド「岐阜県の山」養老山を見ると美濃津屋駅から津屋谷から養老山脈尾根に取り付いて養老山、小倉山、三方山を経て養老公園に下山するルートが紹介してあったのでこのコースで登ることにした。

 午前8時に登山口を出発するも、まず登山口の表示がないのでどこが登山口なのか地元の人に聞いてもはっきりしないがガイドブックに書いてあると思える箇所を5000分の1の地図で確認していざ出発するも登山道の指示板も全く皆無、地図を頼りに稜線の避難小屋に着くまで全く表示も説明板もなかった。ただ一か所赤のビニールテープが巻いてあった木を見つけたのみと、途中にスキーゴーグルが落ちていただけ。稜線からのトレランコースはアップダウンは激しいが快適そのもの。やがて養老山山頂に到着。すれ違った登山者及びランナーは1人だけだった。久しぶりのこんな良い日なのにと思ってしまう。12月の大会までに主催者は台風22号による倒木が道をふさいでいる箇所が何か所もあるので事前に点検をした方が良いと思う。ガイドブックにはりょうせんの避難小屋まで1時間50分と紹介してあったが2時間40分もかかってしまった。

 養老山から小倉山へ、ほとんどの登山者は麓の養老公園登山口から登って展望の良く山頂が広々している小倉山までしか来ない。あと少し足を延ばせば養老山頂だから足を延ばせばと思うのであるが。

 小倉山から養老公園までのコースは人気の登山コースなのか多くの登山者とすれ違う日曜日ということもあって小学生が混じった親子ずれのグループと何組もすれ違った。養老の滝に着いたのは2時15分ごろで肉ふぇすのイベント会場に着いたのは2時50分ごろで間に合う。そして飛騨牛にありついた。満足したのち登山口の津谷に車を取りに行った。


津屋谷登山口
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この谷から登山するには通常の25000分の1の地図ではなくもう少し小さい縮尺の地図の持参をお勧めします。私たちはカシミールの5000分の1,10000分の1の地図を持参しました。
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表示が全くない谷を地図を頼りに登っていく。
谷筋は倒木も多くゴロゴロした石が多く歩きにくい。
歩いた形跡もほとんどない。が昨日団体が登って行ったと地元の人の弁
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避難小屋 ここまで2時間40分かかった
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標高798mに避難小屋はある。少し上に800mの三角点
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途中東に濃尾平野が一望できる多芸台
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このような休憩所は稜線上には数百mごとに整備されている。
一旦稜線に出れが気持ちの良いトレッキングコース
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養老山山頂
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滋賀県の霊仙山
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小倉山山頂広場と霊仙山
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三方山
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肉フェス
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津屋谷から登って感じたことは三重県桑名市多度町多度神社から岐阜県養老町養老公園までの養老山脈トレッキングコースで途中から稜線に出る登山口としては石津御嶽や庭田山公園が通常コースとして使われているが、今回登ったこの津屋谷も距離的には程よい場所でありもっと利用される登山口だと思う。そのためにも登山口から避難小屋までの案内表示等を含めた整備を地元海津市に望みたい。