「狂犬の眼」柚月裕子

2018年3月30日初版発行
発行 KADOKAWA
著者 1968年岩手県出身


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 私が最初に著者の本を読んだのは「臨床心理」この作品は第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した。この作品でこの作家が印象に残り「検事の本懐」を読んだ。この作品も第15回大藪春彦賞を受賞している。ほかに読んだのは「最後の証人」それ以来著者の作品を読むことになった。
この作品は私は残念ながら読んでいない第69回日本推理作家協会賞を受賞した「虎狼の血」の続編らしい。
 著者は上記の作品のとおり医学の世界から司法の世界、暗黒の世界とジャンルも幅広く内容も奥深い作品に仕上がっている。著者の懐の深さがにじみ出ている。


 この作品は昭和の時代の刑事とやくざを扱った作品でそれなりに楽しませてもらった。