「静おばあちゃんにおまかせ」 中山七里

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2012年7月15日 第1刷発行
発行所 文藝春秋
著者 1961年岐阜県生まれ。




 いまや人気作家の中山七里氏である。この小説もミステリー小説祖母と孫の家庭的な交流、ほんわかする恋愛模様も含んだ物語である。
 高遠寺円は高校卒業の年交通事故で両親を亡くした。今は祖母の静おばあちゃんと一緒に住み放送界を目指している大学生。ひょんなことで警視庁の刑事と知り合い事件解決に携わることになり、今では難問をいくつも解決する警視庁の信頼厚い民間探偵だ。
 物語の終盤では両親を轢いた本当の犯人を突き止め、この世に心残りしていたおばあちゃんに別れを告げることになる。

 中山七里さんのイメージとはちょっと違った作品であるが面白いには変わりがない。