「賢者の石、売ります」 朱野帰子

2016年11月20日第1刷発行
発行所 文藝春秋
著者 1979年生まれ

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 科学の正しさが人を幸せにするという信念のもとに主人公賢児は会社や家庭で孤立する。主人公は科学愛ゆえに空気が読めずに正論ばかりを常に言っている。
 
 こう人は実際にいますね。

 自分が信じる正しさと、周りが求める現実にどう折り合いをつけるか、ジレンマが描かれている。