「みかづき」 森絵都

2016年9月10日 第1刷発行
発行所 集英社
著者 1968年東京都生まれ


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絵都さんの著作は「ラン」を読んでから気になっている作家さんである。

昭和36年、小学校用務員をしていた大島吾郎は勉強の遅れていた子に用務員室で教えていた。ある日勉強ができるにもかかわらず吾郎の勉強室にやってきた少女がいた。ある日その少女の母親から学習塾の創立に誘われ関わることになった。その母親とのちに夫婦となる。
 ベビーブームとともに成長していく塾だが少子化とともにゆとり教育で教育の内容が変遷してきた。昭和から平成にかけて吾郎一家三世代にわたる塾との関わり合いを描いた感動の長編物語です。