「つちくれさん」 仁木英之

2014年11月30日第1刷発行
朝日新聞出版
著者 1973年大阪府生まれ。

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 この物語で、つちくれさんとは考古学者の渾名。長野県更埴市の古墳を発掘中、発掘に携わっていた一人の市役所女性職員が殺され石棺に入れられていた。
 考古学に興味があり発掘作業を見学していた退職したばかりの元刑事とつちくれさんと呼ばれている老考古学者が殺人の犯人にたどり着こうと奮闘する物語。僅かな土の変化で真実が分かるといういにしえにロマンが・・・著者の気持ちが伝わってくる。