著者 1975年福岡県生まれ。
映画監督でもある。
大学で助手の仕事にあぶれたら;大した就職先もないような
美大の彫刻科を出た僕は、先輩の紹介でダッチワイフを作る会社に就職することになった。
新素材のダッチワイフの製作を手掛けたが、『胸がリアルでない。形がだめ。お前、彫刻科出てんだろう?成績悪かったのか?それにこの手触り。硬すぎるだろう。客が納得するわけがねえ』と駄目出しされてしまった。
改良するために
美大時代の先輩に美術モデルを紹介してもらって、バストの型を取ることになった。そこに現れたのが、後に僕の奥さんになる園子。