「ローカル線で行こう」 真保裕一

2013年2月12日 第1刷発行
講談社

著者 1961年東京都生まれ
 1991年「連鎖」で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。本作は「デパートへ行こう」に続く、再生物語第2弾。

 初出
 「小説現代」2012年5月号~2012年11月号

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 第3セクターの赤字ローカル線の社長にスカウトされたのが新幹線で売り子(アテンダント)していた篠宮亜佐美、副社長には県庁から出向してきた鵜沢哲夫。二人は赤字線を再生しようと奮闘する。

 全国の地方で赤字、負のスパイラルに悩んでいる同様の路線が多いはず。この本がバイブルとまでは言わないが、きっと参考になるはず、三セクを抱える市長さん一遍読んでみてちょ。