2012-10-09 「視線」 永嶋恵美 読み物 #読書 2012年8月20日 初版第1刷発行 光文社 著者 1964年福岡県生まれ。 著者の作品を読むのは今回初めてです。 劇団員の夏帆は、アルバイトをしながら日比野生計を立てている1人暮らしの32歳。アルバイトの住宅地図の調査に訪れたのは、かって小学校時代に住んだ町だった。その埼玉県の郊外の街で偶然出会った同級生。そこで通り魔に合ってしまう。そこから次つぎと悪意のある事件に巻き込まれることになる。自分にひそかに忍び寄る殺意。日常が崩れ落ちていく。