「視線」 永嶋恵美

2012年8月20日 初版第1刷発行
光文社

著者 1964年福岡県生まれ。
著者の作品を読むのは今回初めてです。

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劇団員の夏帆は、アルバイトをしながら日比野生計を立てている1人暮らしの32歳。アルバイトの住宅地図の調査に訪れたのは、かって小学校時代に住んだ町だった。その埼玉県の郊外の街で偶然出会った同級生。そこで通り魔に合ってしまう。そこから次つぎと悪意のある事件に巻き込まれることになる。自分にひそかに忍び寄る殺意。日常が崩れ落ちていく。