「虚像の道化師 ガリレオ7」 東野圭吾

2012年8月10日 第1刷発行
文藝春秋
 
初出
 幻惑す 「別冊文藝春秋」第292号
 心聴る 「オール讀物」2011年4月号
 偽装う 「オール讀物」2011年7月号
 演技る 「別冊文藝春秋」第298号

著者 1958年大阪府生まれ



イメージ 1








上記の短編4章から構成されている。
第1章は指1本も触れずに4階の窓から転落死させてしまう。
第2章は幻聴とも思える他人には聞こえない音により殺人事件を
第3章は別荘で起こった殺人事件。しかし、殺された老夫婦の死は不可解さが
第4章は劇団の演出家が殺された。疑われたのは元恋人の女優。しかし女優は犯人を演じていた真犯人は現恋人。なぜに元恋人は犯人をかばったのか。驚きの真実が明らかになる。

 東野作品はどの作品を読んでも新鮮さがある。この本に納められた短編もそうだ。だから東野圭吾は超人気作家なのである。10月にもこのシリーズの追加が出るそうだが楽しみだ。