「よろずのことに気をつけよ」 川瀬七緒

2011年8月8日　第1刷発行
講談社
第57回（2011年）江戸川乱歩賞受賞作

変死体の縁の下で見つかった「呪い」血判書は５０年前の物。
被害者は呪い殺されたのであろうか？とミステリアスな物語が始まる。
祈祷師は存在するのか。舞台は土佐の田舎から福島の僻地へと
被害者は何故60年もの間、呪いをかけられるほどの恨みを受けたのか。

4章に分かれているが第1章はわかりにくいが（専門用語が多々あるからだと思う）
第2章からは面白く読めた。