「家日和」 奥田英朗

2007年4月10日第1刷発行
集英社


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初出 「小説すばる
サニーディ   2005年11月号
ここが青山   2006年10月号
家においでよ  2006年2月号
グレープフルーツ・モンスター  2004年9月号
夫とカーテン  2005年7月号
妻と玄米ご飯  2006年12月号
 本書は上記の作品に加筆訂正したもの。

この小説集の全編が家(家庭)に関係したもので、どの作品もほのぼのとしている。



サニーディ
 ネットオークションにはまってしまった主婦

ここが青山
 会社が倒産してしまった会社員に代わって勤めだした妻、夫は主夫として生活しだす。
 お互いが生き生きと

家においでよ
 8年間連れ添った妻が出て行ってしまう。二人の間には深刻な問題があったわけではない。
 夫正春は部屋を理想の部屋に衣替えをした途端、会社の同僚たちが毎日家にやってくるようになった。
 そしてある日別居中の妻も今度来ると言ってきた。