発行 宝島社
発行日 2010年5月24日
著者
柚月裕子
1968年
岩手県生まれ。この
ミステリィーがすごい大賞を受賞した「臨床心理」に続く第2弾作品。
美人作家。
辞め検の中年弁護士佐方貞人と若き女性検察官庄司真生の対決を軸に、
3日間に渡る裁判劇の行方を追う物語。
並行して、息子を交通事故で失った夫婦の物語が同時に進む。
元検察官の佐方貞人のもとに殺人事件の弁護依頼が舞い込む。
物的証拠、状況証拠ともに
依頼人が犯人であることを示していた。しかし、佐方の本筋を見抜く
プロの感は、これは単純な事件ではないと感じていた。
そして、事件の裏にある動機を浮かび上がらせることにより、
依頼人が犯人ではないと確信する。
テキパキとした非常にスピーディな文体で読者を引きずり込んでいく柚月さん第3弾執筆中らしいですが
楽しみです。