多文化共生

数年前までは日本に滞在する外国人も少なく行政では、
外国に行く又は来てもらう「国際交流」が盛んでした。
まだやっているところもあるみたいですが、

時代も変わり今では、外国人が珍しくなくなりました。
特に南米日系を中心とする外国人市民が多数居住する14市町が
外国人集住都市会議を2001年に開催し外国人との共生を目指しました。

 特に外国人が多数居住する都市は東海地区に多く、なんと美濃加茂市では人口の1割以上が外国人です。
 もちろん市では日本のどこの市よりも高い割合です。
 私の住む市でもブラジルの方が多く住んでいます。
日本で始めての準学校法人の認可を受け晴れて各種学校になった
ブラジル政府認定「ブラジル人学校」があります。
ワールドカップやクラブ選手権ではブラジル雑貨の店では大騒ぎであったと聞きました。

 大企業にかかわらず中小企業においてもいまや外国人労働者抜きでは
考えられない社会になっています。

この現象は今後東海地区だけでなく全国に広がっていくと思います。

集住都市会議のメンバーが今年20都市(町)を越えたように。

そのとき、外国人が珍しかった「国際交流」から真に国際化に必要不可欠な
外国人住民との地域共生の確立により多文化共生社会が根付くでしょう。