今年3本目の映画は「博士の愛した数式」

 博士の愛した数式 今年3本目に見た映画の題名です。

 この映画は事故の後遺症で記憶障害の数学博士と関わり合う4人の物語です。

 オープニングは数学教師の√(ルート)が自分のあだ名が何故ルートになったか教室で生徒に自己紹介するシーンから始まります。

 登場人物は博士、ルート(√)、√(10歳)の母親でシングルマザーの家政婦、博士とただならぬ関係の義姉のみ。

 博士と√親子との会話は全てが数字にまつわることで会話を成立させていくストーリー。エンディングは一応ハッピーエンドで終わリ、爽やかさが感じられる映画です。

 数学学会推薦映画でオイラーの公式素数、約数、完全数友愛数とかが飛び交います。
 でもその説明が結構いい。
 
 ちなみに完全数とは自分自身を除く約数の和が元の数と等しくなる数。
 例えば6,28,496,8128など現在は23個発見されているようです。

 6の約数「1,2,3,6」
 6以外に約数の和 1+2+3=6

 28の約数「1,2,4,7,14,28」
 28以外の約数の和 1+2+4+7+14=28


 友愛数とは一方の数の約数(自分自身を除く)の和が他方の約数の和に等しくなるような1組の数を指します。
 例えば220と284,1184と1210など550組が発見されているようです。

 220以外の約数の和
 1+2+4+5+10+11+20+22+44+55+110=284
 284以外の約数の和
 1+2+4+71+142=220
★★★★★