三重県サッカースタジアム建設計画

やっと三重県にもJリーグ仕様のサッカー場建設の機運が盛り上がってきた。それも専用スタジアム構想で。
三重県内10か所の候補地から2か所に絞り込んだとのことで、中日新聞の記事にも掲載されているが一つは四日市港の緑地公園内、もう一つは湯の山温泉のある菰野町。余談ではあるがこの菰野町は2010年Jリーグ特命PR部女子マネージャーをしていた足立梨花の出身地である。

隣県にJリーグクラブができるのを楽しみにしている自分としては夢に一歩近づいた気持である。あとは滋賀県の動きが非常に気になっている。三重県のクラブと同じカテゴリーで戦うことになれば多摩川クラシコでなく揖斐川クラシコ(又はダービー)、同様に滋賀県のクラブとはさしづめ伊吹山ダービーがやれる。


 三重県のこの二つの候補地はともに北勢地域で最も三重県でも人口集中地域であるので集客のことを考慮すれば当たり前に北勢地域になるのであろう。現在Jリーグを目指している三重県内のクラブは3クラブあるが最もJに近づいているのがJFLに所属しているヴィアテイン三重。ヴィアテインは桑名市四日市市にサポーターが多くいるのでこのような決定は理に適う。


 この両候補地は電車のアクセスはともに悪くはないが、四日市港の緑地公園は慢性渋滞の23号線からのアクセスで駐車場もそんなに多くないはず、特に夕方開催の試合になるとサッカーに関心のない住民からは生活が侵されるとの苦情が絶えまなく聞こえそうだ。菰野の候補地は電車でのアクセスは近鉄四日市駅近鉄の支線に乗り換える必要があるが近鉄名古屋駅から約50分で到着できるので問題はないだろう。むしろ道路でのアクセスでは新名神菰野ICがあることで名古屋、磐田、清水など東からくるチームには東名阪、湾岸などのアクセスが良い。京阪神で神戸・京都からは新名神、大阪からは西名阪・東名阪で北からは東海環状でとアクセスが良い。なんといっても駐車場が確保しやすいのがメリットであろう。
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 三重県はこの2箇所に候補地を絞ったわけであるが、私はこの2箇所以上に良い候補地があると思っていた。そこは三重県長島町。JR関西線、近鉄名古屋本線の長島駅、東名阪長島IC、湾岸道長島ICと文句のないアクセス。レジャーランドもそばにありアウエィチームのサポーターにはうれしい立地である。
 候補地の2箇所以上に利便性が良いのでアウエィチームのサポーターの来場が見込める。このことはクラブ経営に好結果をもたらすことになるだろう。

 いづれにしても、早く着工して竣工してもらいたい。三重県のJを目指す3クラブも条件が整いつつある後はクラブの結果を出すべく頑張ってほしい。